資産防衛の必要性

資産防衛の必要性

多くの日本人は資産の大半を「現金」として所有しています。
そのような状況下で、昨今では日本政府としても分散投資の必要性を訴求しています。
資産を現金で持ち続けることのリスクから、資産防衛の必要性について考えてみませんか?



①国家財政から考える「円」の価値
日本のGDP550兆円に対して、公的債務残高は1,300兆円で債務残高対GDP比は230%を超えています。
この水準は先進国のみならず世界188か国中188位と世界的に見ても異常な水準となっています。
仮に日本が財政破綻した場合には、日本国の通貨である円の価値は減少すると考えられます。



②国際競争力から考える「円」の価値
日本の人口は減少傾向にあり年間50万人減少していると言われています。
歴史上、人口が減少傾向にある国家経済が発展した例は無く、
このまま人口減少が続くと日本の国力は衰えていくと想定されます。
結果、円の価値が減少すると考えられます。


③インフレーションから考える「円」の価値
物価が上昇し、お金の価値が下がるインフレーションもまた円の価値の減少の要因となります。
現在日本ではすさまじい企業努力により物価の上昇が分かりにくくなっていますが、
例えば内容量が減少し、金額はそのままという隠れ値上げというものが身近なインフレーションの例に挙げれられます。

 


以上より、資産を日本円で現金として保有するだけでなく、
分散投資を行い、資産防衛を行う必要性があると考えています。